虫のお話

仙台周辺の昆虫とか

ヤマトシリアゲ

最近、週2で山形にあるブナの原生林に通ってる。大きなコアオマイマイを追いかけてたら、水溜りに潜り逃げてしまった。まさか潜るとは。

樹洞や朽木をルッキングしてたらオオクワやスジクワがいた。灯火採集してる人が多いけど、木にいる本来の姿を見てほしい。街灯巡りしてる親子が沢山いたが、採集は容易だろうけど落ちてるクワカブは本物ではない。所有欲は満たされるだろうけど、あれは昆虫採集じゃなくて虫拾い。子供には活き活きしてる真の姿の昆虫を見てほしいし、その周辺環境やクワカブ以外の虫にも目を向けてほしい。

山ではヤマトシリアゲがトンボを食べていた。生きた化石、時期によって型が異なる、婚姻贈呈をする等、面白い昆虫。虫はクワカブだけじゃない。虫好きと謳いながらクワカブ以外は気持ち悪いと言う人が多い。気持ち悪いものだという固定観念。それが形成される社会にいたら仕方ないけど、固定されていなくて良かった。親に感謝。