虫のお話

仙台周辺の昆虫とか

オオヒョウタンゴミムシ

夏、スキヤキミーツザワールドに行ってきた。

アーティストとの距離が近く、町全体で盛り上がっていて素晴らしいフェスだと思う。

アーティストも会場内を普通に歩いてることが多いので、声を掛けて交流できる。HOWIE LEEは帽子にサインしてくれた。

昼から夜までフェスを堪能し、終わったら海岸に移動して深夜の砂浜を歩き回りゴミムシを探すという過酷な3日間。オオヒョウタンゴミムシを捕まえた時は興奮して疲れが吹き飛んだ。

とても大きくて迫力がある虫だ。オスメスと思われる2匹を持ち帰り飼育しているが、どちらもオスだった…。大きい方のオスは46mmもある。50mmを越す個体もいるらしい。挽き肉やミルワームを与え、室内飼育なので冬でも元気に動き回っている。

マレーシアに行ってきた

だいぶ前の話だが、今年の3月にマレーシアに行ってきた。前回、酷いレンタカー会社に当たったので、その反省を踏まえ大手のハーツレンタカーで車を借りる。

前回記事はこちらです↓

https://hb-takahashi.hatenablog.com/entry/2024/01/29/001839

受付の女性から親しげに、「私を覚えてる?」と訊ねられかなり警戒。話を聞くと過去に私の接客したとか。一緒に写真を撮りたいと言われた。もしかしたらモテてるのか?なんやかんやで車を借りて出発。

夜のクアラルンプールを走り、途中で激しいスコールで運転中断したりしたが、無事にフレイザーヒルズに到着。ここにしばらく滞在。トレイルを歩き回り鳥や虫を観察したり鳴き声を録音したり、景色が良いレストランでご飯を食べたり、のんびり過ごす。

写真のお店はカンプンフライドライスが絶品。

色んなルートがあるけど、個人的にはビショップトレイルが歩きやすいし面白い。美しいモリドラゴンを捕まえた。手の上で擬死してるのが可愛い。

次はタマンネガラに向かう。道中、シンナー臭い巨大なカメムシやチョウトンボの一種を捕獲。広大なアブラヤシ畑に入ると景色に変化がなく運転が退屈。電線にとまる鳥を探しながら運転。カザリオウチュウやアオショウビンを横目にひたすら走る。公園の玄関口であるクアラタハン周辺に日本じゃあり得ないサイズの巨大な木が倒れており、数えきれないほどの種類のタマムシが集まっている。一際大きい黄色いタマムシには逃げられたが、4種類を捕獲。大型の種類でも蜂のように素早く飛ぶので、捕獲に苦労した。特に中型のタマムシがとても美しく、捕獲後にずっと見惚れていた。

※名前が分からなかったので、後日、東大のタマムシ展で調べていると、同じ玉虫を発見。やはりムツボシタマムシの仲間っぽい。ド派手。

クアラタハンは欧米の方ばかりでアジア系の旅行者は少ない。公共駐車場に駐車して近くのレストランで晩ご飯を食べ、駐車場に戻るとゲートが閉まっている!慌てて表示されている管理者に電話するが繋がらず、町の人に訊くと裏口が開いてるとのこと。利用時間を書いておいてよね…。門限あるので注意してください。

タマンネガラではエスケープリゾートに滞在。公園内にある有名なせムティアラホテルと迷ったが、駐車場があるのでこっちにした。なかなか良いホテルだった。ムティアラの半額だし。欧米からのツアー客で賑わう日もあったが、基本的には外れにあり静かに過ごせる。日本人はムティアラかエスケープの2択になると思う。コノハカマキリを捕獲したので撮影しようと地面に降ろした途端、見失う。擬態昆虫ってすごい。

毎日のように食べていたレストランの人が、最終日に値段をまけてくれた。気持ちが嬉しい。水上レストランにもよく行ったが、川の水でフライパンを洗ったりしているものの意外と綺麗なお店ばかり。欧米の方で賑わってる。ただし、お腹の弱い方はホテルで食べた方がいいかも。

タマンネガラはとにかく広大。白黒の大きな動物が茂みにいるので、マレーバクだと思い出てくるのを待ってたら、マレーグマだった。その距離は5メートルもない。世界最小のクマといえどツキノワグマくらい大きくて焦ったが、向こうが走り去った。ヒルがとにかく多い。毎日100匹くらい撃退しても数ヵ所は咬まれる。色とりどりの鳥や虫に癒される。

トワダオオカをもっとカラフルにした大きな蚊がいて驚いた。見惚れていて写真を撮るのを忘れてしまった。

連日、暑いジャングルを歩き続けたので疲れ果てた。藪を掻き分けて進んでいたので手は血塗れて棘も30本くらい刺さり、ズキズキしてきた。服もぼろぼろ。ここままでは疲労と怪我で死ぬと思い、キャメロンハイランドに移動することにした。

キャメロンハイランドではテイオウゼミが鳴いている。ふと、捕まえてみようと思い、網を振るが何度も逃げられる。これまでスルーしてきた虫だが、逃げられると悔しい。ガッカリしてホテルに戻ると部屋の近くに停まっていた。飛び発ったところを捕獲。運がいい。

日中、滝でミドリカワトンボを撮影していると、網を持った日本人の若者がきた。北海道の大学生2人組とのこと。蝶を見つけては元気に追いかけてる姿は見ていて飽きなかった。19マイルで良い虫を買いたいので、オランアスリに手土産として白い恋人を買ってきたと言う。白い恋人に喜ぶオランアスリいないと思ったが、マレーシアでは北海道は憧れのリゾートみたいな扱いなので、意外とウケるのかも。

ハンミョウやコガネムシ、トンボ、カブトムシ等を捕獲したり撮影したりして過ごす。涼しくてヒルや蚊も少なく快適で、ようやく傷が癒えてきたが、タマンネガラのジャングルが恋しい。紅茶畑を見ながらアフタヌーン・ティを楽しむより、多少不衛生でもジャングルの中のレストランで食べる方が好き。

ヨーロッパ行ってきた

11月にヨーロッパに行った。

まずはフランス。ベルサイユの方面に行ったら森が綺麗で、虫やカタツムリを探す。

カタツムリは色んな柄のものがいて、楽しい。

土を崩してコガネオサムシも2匹捕まえた。めちゃくちゃ綺麗。

しかし、ベルサイユ宮殿は広すぎる。建物も庭園も豪華すぎて、革命が起きるのは必然と思えてくる。

農家のような暮らしがしたいと、牧場や農家風の宮殿つくってみたり…やりたい放題だ。

他にも凱旋門やモン・サン・ミッシェルとか色々行ったけど、虫ブログなので短めに纏める。クロワッサンやフランスパンはとにかく美味しい。モン・サン・ミッシェルでは虹が出た。

パリのクリスマスマーケットは大きな遊園地だった。この時期の為だけにこれを作ってしまうのがすごい。

パリは南京虫が多いらしいからチェックしてたら、ホテルで1匹捕獲。部屋を交換してもらおうとフロントに南京虫を持っていったら、フロントの人が虫が苦手らしく「オゥ~!」とか言って直視しないのが面白かった。日本に持って帰り飼育したかったけど、さすがに我慢した。

次はベルギー。この旅の目的地。昔行って忘れられなかったブルージュに行く。のんびり連泊して満喫した。いろんな所を旅してきたけど、ここはとても素晴らしい街だと思う。鐘楼とか広場とかフォトスポットの写真ではなく、あえて街の様子をあげておく。屋根の無い美術館と言われるだけあって、どこでも絵になる。

一応、鐘楼とかも掲載しとく。

Rosenburg Hotel Bruggeに滞在したが、ご飯も美味しいし、運河沿いだし、部屋もお風呂も広くてお勧めです。窓から聖母教会も見えた。

ベギン会修道院のミサにも参加してきた。自分は無宗教だけど、歴史と雰囲気を感じ、讃美歌やオルガンの音が心地よかった。昔もここで参加したけど、その時より規模が小さくなり、私を含めて10人くらい。最後のシスターと言われる方もかなりご高齢に。

ベルギーでは、他にもゲントやブリュッセル、アントワープに行った。お土産にチョコレートを3kgも購入。Dries Van Notenに行って色々と試着させてもらったが、ガッチリ体型なのでモードは似合わない。自分には山の格好がしっくりくる。アントワープはワッフルとポテトの名店があり、食べ歩きが楽しい。ベルギー最高。

ゲントの鐘楼は面白いので、機会があれば是非。エレベーターで行けます。

アントワープの聖母大聖堂。

味わい深いネロとパトラッシュ。犬というよりオオトカゲにしか見えない。

マグリットの虫喰い葉っぱ鳩の絵。鳩は悲しそうだけど、とにかくマグリットの絵は奇妙で面白い。

次はオランダ。アムステルダムやデン・ハーグにいく。アムステルダムは楽しい街。大麻臭くて、歓楽街も賑わってる。

地盤が弱いのでどこもかしこも傾きまくっている。けど、景観保護のために修復できないらしい。

コンセントルへボウでブラームスを聴いてきた。音響世界一!寝落ちして第一楽章を聞き逃してしまった。勿体ないけど、ここで昼寝なんて最高の贅沢かも。写真は演奏前、音合わせしてる時のもの。日本人が珍しいのか、周りの人から楽しんでる?とか声を掛けられる。

帰国後、ワッフル、ポテトやビール、パンが恋しい。

お土産はベルギービールの王冠と、コガネオサムシと、ノイハウスやチョコレートラインのチョコが3kg。

コガネオサムシは七宝焼のブローチのよう。構造色なので、写真では暗く写る。

 

シラキトビナナフシの産卵数

8月16日に採集したシラキトビナナフシが12月20日に亡くなった。

亡くなる直前まで産卵し続け、126日で434個の卵を回収した。いくつか落としたり流したりしてしまったので、本当は450個くらいあったと思う。ざっと調べたが、もしかしたら新記録かも。

初めて産卵を確認したのが9月なので、採集前の野生下では産卵していないと思われる。

今回は暖かい室内で、冬は常緑のアラカシを与えていたので450個も産卵したが、野生下では8月〜9月で200個くらい産んでから死ぬと思われる。秋になると餌となるミズナラとかは落葉するし、寒くなるので、本来は12月まで生存出来ない。

434個の卵が全て羽化し、無事に育って450個くらい産卵したとすると、約20万個の卵が採れる…

ツヤハダゴマダラカミキリ北上中

宮城県大和町で特定外来種であるツヤハダゴマダラカミキリを2匹発見。大和町の南に位置する富谷市で発見されているので、大和町にもいるはずだと思ったが、やはりいた。

在来種のゴマダラカミキリとは雰囲気が違うのですぐに分かった。綺麗な虫なんだけど。

仙台でもツヤアオカメムシが越冬中

去年、山形や宮城に大量に飛来したツヤアオカメムシ。冬は越せないと言われていたが、今の時代は冬でも暖かいところはたくさんある。

我が家でも越冬しているようなので、きっと至る所で生き延びているはず。このまま東北に定着すると思われる。

綺麗で可愛いけど、たまに室内で見かけると捕まえて外に放り投げている。今日も1匹を外に追い出した。ブーンという大きな羽音と共に現れるので、結構ドキッとする。

マツヘリカメムシが沢山いた

安比高原岩手山周辺に行ってきた。

犬と一緒にテントで寝泊まり。年老いた犬と旅行するのは最期になるかもしれない。朝方は3度まで気温が下がるが、寝袋の中に愛犬と潜り込むと、ぽかぽかして全く寒さを感じなかった。

キャンプ場内は巨大なテントばかり。タープや椅子、ダッチオーブンやガスランタン等がひしめいている。とても快適そう。

私は小さな山岳テントに椅子だけなので、設営や撤収時間は誰よりも早い。そして、ご飯はレトルトカレーやラーメンに缶詰。

同じキャンプとは思えないが、個人的には荷物とフットワークは軽い方がいいと思っている。

高速道路のパーキングやキャンプ場、いたるところにマツヘリカメムシがいた。最近上陸したとは思えないくらい、そこら中を我が物顔で歩いている。駐車しておくと数匹くっついている。

外来種ってカッコいい虫が多いけど、憎たらしいくらいに増える。