虫のお話

仙台周辺の昆虫とか

ユキグニコルリクワガタと黒山椒魚

またまた山形。月山では相変わらずユキグニコルリクワガタがぷんぷん飛び交ってた。気配を感じるとピタッと止まり、ポトッと落ちる。だけど交尾中は逃げない。自分の命よりも子孫を残すことが優先。ファーブルの言う本能のスイッチなのかもしれない。

池ではクロサンショウウオ達がうねうね蠢き、いたるところに白い卵嚢があった。水面付近にも沢山あり、マンゴスチンのようで美味しそうだけど、食べられることは無いのかな。ギフチョウがまだ飛んでる。

湿原ではリュウキンカ水芭蕉が共演していた。水の中までリュウキンカが咲いて綺麗。残雪残るブナ林、誰ともすれ違わず、足跡もなく、しんとしてた。GPSが無かったら遭難必至。雪解けで、雪の重みから解放された木が急に跳ね上がり大変危険。音も大きく、熊かと思ってドキッとする。この現象、名前があるのかな?無いのなら「ばね木」と命名します。